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お墓の話と永代供養について

投稿日:2017年12月13日 更新日:

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今回は、少し考えさせられる話です。
皆さんはご自分のお墓はご用意されていますか?
先日、知人のお通夜とご葬儀に参列してきました。
その方は若くしてお亡くなりになられたので、ご遺族もさぞや無念だったことでしょう。
火葬場でお骨になった故人を骨壺に葬って、いざ帰ろうかというときに、ふと思ってしまいました。
お墓ってどこのお墓に入るのだろう?

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その方は父親がすでに他界されており、同じお墓にお骨が納められるということで、落ち着く先があり良かったのですが、最近はお子さんが居らず、お一人でひっそりと亡くなられる方も多いと聞きます。
そんな時、どのようになるのでしょうか。

身寄りがない方が亡くなると

まずは戸籍から親族が徹底的に探されるんだそうです。遠縁でも見つかればその人に引き取ってもらうか、もしくは葬儀を出すようにお願いするのだとか。ほとんどあったこともないような遠縁方だったりすれば、当然拒否をされると思います。ですから、拒否された場合や親族が見つからない場合は、行政が指定の葬儀社に最低限の葬儀をさせるのだそうです。その場合、火葬のみ行うところ、一応お寺さんにお経をあげてもらう所など自治体によって対応に差があるそうです。
遺骨は火葬場で引き取り手がないと、処分されるか無縁仏の合同墓へ祀られるかということになります。
まったく何もされずに火葬場で灰になるだけでなくてちょっと安心しましたが、やはり合同墓地は悲しいですね。
では、ご自身で先に準備するとなるとどうなるのでしょうか。

お墓っていくらかかるの?

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ご自身でお墓を建てるためにかかる費用には、大きく三つあります。
(1)永代使用料(えいたいしようりょう)
(2)墓石代(ぼせきだい)
(3)管理料(かんりりょう)
何やら結構色々なお金がかかるんですね。
それぞれ、何のための費用なのでしょうか?

永代使用料(えいたいしようりょう)

「永代使用料」とは、場所代の事です。
お墓は、好き勝手なところには建てられない法律があるので、地方自治体・財団法人・宗教法人によって経営されている、公営・民営の霊園や、寺院の墓地を使用することになるので、その賃貸料なのです。

墓石代(ぼせきだい)

「墓石代」とは、基本的な石材一式と、家名・題目・建立者・建立日などの基本彫刻料・据え付け工事代金、香皿や花立などの金物付属品の代金に消費税を含んだ総額のことをいいます。
こんなところにも消費税がかかるんですね。

管理料(かんりりょう)

「管理料」とはその名の通り、お墓の管理費用です。
休憩所、トイレ、水汲み場、園路、緑地などの共有スペースの維持・管理や、電気代・水道代など、墓所運営にかかる費用は管理料で維持されているんです。

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では、子供さんや、親族がいない方は、誰がこれらのお金を出して、守ってくれるんでしょうか?

永代供養(えいたいくよう)という仕組み

お墓を守る人がいない場合などに、代わりにお寺や霊園がお墓の管理と供養を行う事が約束された墓所のことを永代供養墓というんです。
永代供養墓といえば、前述の「身寄りのない方が亡くなると」のところで出てきた、他人と一緒に埋葬される合祀墓、合葬墓、共同墓といったものが一般的でしたが、近年では少子高齢化により、ご夫婦や小家族の為の「継がないお墓」としてのニーズが高まってきています。
利便性を追求した機械式の納骨堂や、デザイン性の高いお墓なども次々に登場したり多種多様なサービスが誕生しているんです。

中には、タワー型マンションのようなお墓も登場していて、時代は変わったなーと思います。
タワー型マンションのようなお墓は、家族毎に個別でありながら、墓じまいも不要な「のうこつぼ」なのだそうです。
先祖代々のお墓がない、継ぐ立場にない方や、次男(非長男)、女性であるために代々の墓に入れない方、独身、配偶者との死別・離婚してお一人の方や、新たに従来の墓を用意するには費用がかかりすぎるといった問題があってお悩みの方、お墓を用意しても継いでくれる子供がいないので困っているなどの事情をお持ちの方は、永代供養付きのお墓を検討してみるのはいかがでしょうか。
ホント、「生きるも死ぬもお金がかかる世の中」で困ったものですね。

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