やっと暑さがひと段落してきたので、本格的にキャンプに行きたいのですが、今度は天気がとても不安定。
突如雷雨になったり、大雨で冠水したり。
怖くて出歩けません。
基本的にビビりな性格なので、こんなところに引っかかって、腰が重くなるようではだめですね。
もう少しだけ天気が安定するまで待ってみたいと思います。
さて前回は、コンロ・焚火台まわりの話をしました。
その際に焚火台で使用するための鉄板についてもご紹介したのですが、そもそもの焚火台で使用するための道具についてご紹介したいと思います。
焚火台を設置するにあたり、環境への配慮と、自分の後に使用する人への気配りもこめて、焚火台から地面への影響を防ぐため、耐火シートを用意することにしました。
耐火シート
焚火をするには、直火と焚火台を利用するのと2種類の方法があります。
直火は、地面の上で石などでかまどをつくり、その中で地面で直接火を焚く方法です。
この場合、地面で直接火をつけるので、地面が芝生だったり草などがあると、当然一緒に燃えてしまいます。
環境にとてもよろしくないです。
キャンプ場では、直火がOK・NGなどの表記があるのですが、ほとんどが直火はNGのところが多いので、きちんと指示に従いましょう。
直火がNGの場所では、当然焚火台が必要になりますが、焚火台の上で火をつけるので、地面に与える影響はほとんど無いように思えますが、大抵の焚火台は低い位置で火をつけます。
火の粉が舞ったり、台の上で崩れた薪が地面に落ちたり、焚火台自体の熱伝導で、土台の部分から地面に熱が伝わってしまうことがあります。
それらを回避するために、焚火台の下に不燃素材でできたシートを敷いて環境への影響を最小限にするということが求められます。
ファミリーキャンプで使用している台は、焚火台というより炭火台で、土台の足が長く地面への影響もほとんどないのですが、ソロキャンプ用に用意した焚火台は、地面から近くで火をつけるので、不燃シートを
用意することにしました。
ガラス繊維でできている耐火シートです。
焚火台よりもかなり大きいので、火の粉も、万が一薪が崩れてこぼれても耐火シートの上に落ちるので、安心です
自分だけでなく、後に使用する人も気持ちよく使用できるように、「立つ鳥後を濁さず」ではありませんが、環境に配慮して気持ちよくサイトを使用したいものです。
まあ、こちらは1,000円程度で手に入り、比較的安く手に入れられたので、良かったです。
さて、これで焚火台ほ安心して設置できます。
設置したら、今度は組み立てをして火をつけるのですが、その際に薪を燃やしやすいよう、扱いやすいように加工する必要があります。
そのための道具を用意しました。それは、のこぎりと鉈です。
のこぎりと鉈
炭を利用して焚火台を利用すれば、着火剤があれば、ほとんど何も気にせずに火をつけて調理や暖を取れるのですが、せっかく焚火台を用意したので、薪から火をつけたいと思いました。
そこで、薪を使用るなら、のこぎりと鉈が必要かな?なんて安易な考えで用意することにしました。
最初は別々にホームセンター等で安めの物を探していたのですが、どうしても別々にすると嵩張ってしまうので、何とかコンパクトなものが無いかと探していたら、ネット通販で計量コンパクトで日本製のセット商品を見つけました。
その名も「なたとのこ」。
そのものずばりの商品です。
鉈とのこぎりがセットになっていて、一つのケースに収まるというもの。
サイズ:鉈/全長350mm、刃身165mm、鋸/全長340mm、刃身180mm
質量:鉈/380g、鋸/90g
と、大きさも手ごろで、重さも大して重くありません。
3,000円以内であったため、即決で購入してしまいました。
性能は賛否両論で、特にのこぎりはちょっと評価が低いです。
まあ、オマケ程度に思っておいた方が良いかと。鉈はそこそこ評価が良いです。
切れ味が心配な方は研ぐば良い切れ味になるので、大した問題ではありません。
この価格でセットで手に入れられるのであれば、OKでするね。
ちょっと持ち手の部分については、使い込んだように見せかける加工をしてみました。
というのは正確でなく、ステインカラーできれいに着色しようとして、失敗したけど、使い込んだようになったので、良しとしたってことなんですけどね。
刃の部分はカバーがかかったままなので、ちょっとおかしく見えますが、きちんときれいです。
こんな感じに少しの手間でちょっと自分好み手に加工できます。
これらを使って、バトニング(使いしやすいように加工すること)をすれば、楽しいこと間違いなしです。
ただ、これだけでは火をつけることはできません。
火をつけるためには、もう少し薪に加工をして、火をつけやすくする必要があります。
フェザーステックといわれる、気の先っぽを薄くスライスして着火しやすいように、菊の花びらのような状態をいっぱい作って火付けの材料にする加工をする
ためのナイフが欲しくなりました。
高いナイフは切れ味も良く良さそうなのですが、何分予算がありません。
そこで価格の安いナイフを購入することにしました。
ナイフ
ここで必要なのは、薄くスライスできる切れ味の良いもの。コンパクトなものです。
上述でも述べましたが、良いナイフはそれなりの価格がします。
そこで、どうせなら色々機能が付いている中国製のナイフを買って、研げば良いのではないか?という考えに至り、以下のナイフを購入しました。
中二病あふれる黒いボディに、色々と機能が付いているので、お得感満載です。
届いてすぐに確認したのですが、やはりというか当然というか・・・切れません(笑)
重さはそこそこあるので、ちょっといいなと思っいました。
しかし、ドライバーツールは磁石でジョイント部分をつける形なのですが、根本がグラグラで、ドライバー部分でネジをちょっと強く締めようとするとジョイント部分が壊れそうな感じ。
ですから、ジョイント部分をしっかりと抑えて閉めないといけません。
まあ、オマケの機能として使えば全く問題ないので、一番欲しかったナイフ機能の部分について使えるようにすることにしました。
砥石を使って研ぐ事うん時間、やっと紙をつーーーーっと切り込みいれて力を入れなくても切れるくらいになりました。
まあ、中二病感あふれるボディがそそるので、これはこれで良しです。
早速余っていた木を使ってフェザースティックをつくってみましたが、思ったよりも簡単にできるようなので、これで、木を加工する準備は整いました。
後は、本格的に火をつけるだけです。
そこで火打ち石と火吹き棒を入手することにしました。
火打石と火吹き棒
ちょうどセットになったものが安くなっていたので、購入しました。
火打石は、マグネシウムの棒を削って、素早くこすることで火花が出るというもの。
いっぽう、火吹き棒は、火が付いた直後に空気を直接火に吹きかけることで燃焼を促進させるものです。
ケースも付いて、そこそこの値段で手に入ったので、これで火をつける準備も整いました。
まとめ
これで火をつける準備が整いました。
雨が降らずに、日差しがつらくなければ、すぐにでも行きたいのですが、なかなか暇の方が無くなってきました。
道具ばかりがドンドンと充実していきますが、気持ちばかりが置き去りです。
早くソロキャンプに行きたいです。