ソロキャンプに行きたくて、色々道具を集めているのですが、その中で、キャンプ以外で非常に役立っているものがあります。
それらを今回はご紹介したいと思います。
今年の夏は、非常に暑かったですね。
この暑い中、飲むビールは最高です。
しかし、それは、冷たいビールをキューーーっとするからおいしいのであって、ぬるいビールでは全く役に立ちません。
ですから、冷蔵庫でキンキンに冷やしたものを飲むわけですが、今年の夏の暑さは、普通に飲んでいるとすぐに温まってしまい、温いビールになってしまうほどの暑さでした。
そこで、どうにか冷たいままで最後までおいしく飲める道具がない物かと。
探してみると結構あるものですね。
それは、ジョッキタイプやらコップタイプやらの「真空断熱容器」です。
真空断熱容器
元々はキャンプで使用するために用意しようとしていたものです。
ですから、持ち運びに便利なのは、ビンよりも缶となります。
冷たいグラスに開けた時の、あの泡を楽しむのもビールの醍醐味なのですが、今回は、「冷たいまま飲み切る!」ことが最大の目的です。
なので、ビールなどはわざわざ缶からコップに注いで温くすることは本末転倒。
缶のまま使用できるものの方が良いのではないかとの結論に至りました。
よって、ジョッキタイプでも色々見ていると良い物が多くあったのですが、今回は除外しました。
【除外されたジョッキタイプの断熱真空容器たち】
※500ml以上入るようなものを探した結果です。
真空断熱容器と言えば、サーモス(THERMOS)
ジョッキタイプではない物を探す際に、まず浮かんだのは、サーモス(THERMOS)!
CMやら何やらで水筒でおなじみのサーモス(THERMOS)なら間違いないかな?と思って探すと出るわ出るわ。
いろいろありすぎて目移りしてしまいそうなくらい出できました。
が、やはり、メーカー製であることとネームバリューのせいか、値段が高いです。
せっかくおいしく飲むための道具であってもあまりに高い物であるならば、違う意味でおいしくなくなります。
格好は良いのですが、値段が気に入りませんでした。
せっかくお金をかけるなら飲み物自体にお金をかけたいと思っているので。
そこで、価格の安い物をと探してみると、良い物があるではないですか。
Atlas(アトラス) 真空 断熱 2重構造 ステンレス 缶ホルダー
見た目も何となく似ているし、色もネイビーとシルバーがあって選べる。
さらに!350ml+500mlのセット販売があるじゃないですか!
思わず飛びついてしまいましたね。
見た目も格好良かったので。
これ、届いてから早速使ってみたのですが、とても良いです。
持ち手はないのですが、凹凸の部分が良い感じに持ちやすいですし、滑りにくい。
そして、下部に滑り止めのゴムも付いているので、机に置いても滑らない。
ゴム部は取外しも簡単にできるので、洗うときに邪魔にならない。
そして何が良いって、見た目もいいのですが、性能がとても良い。
さらに値段がサーモス(THERMOS)よりも断然安い!
思わぬ掘り出し物でした。
性能実験と称して、室温30℃近い状態、水道の水に氷を入れて氷が解ける時間を計測したのですが、1時間持ちませんでした。
ん?性能悪いんじゃない?
とお思いでしょうか?
私も最初、実はそう思ってしまったのですが、よく考えてみると温い水に氷を入れているのだから解けるのが早いのは当たり前だと思いなおして、次の実験をしてみました。
それは、冷蔵庫に入っていた麦茶(キンキンに冷えている)に氷を入れて同じことをしたらどうなるかということです。
実際やってみるとその差は歴然!4時間経っても氷が融けていません。
氷は多少は小さくはなっていますが、ほとんど解けていなかったのです。
これ嘘のような本当の話です。
350mlと500mlの両方で試したので、間違いないです。
そこで、当初の目的の缶を入れて装着感を試した見たところ、遊びは多少あるものの、缶を入れる際はゆっくりと空気が抜けるようにするすると入り、ゆすってもグラグラすることはありません。
肝心の保温効果も、キンキンに冷やした缶を入れてやれば、最初のひと口から飲みきるまで、冷たいままで飲めます。
一気に飲む方でも、ゆっくりと味わいながら、おつまみを食べながら飲む方でも、最後まで冷たいまま飲めます。
半分くらい飲んでから2時間置いて、その後飲んでも冷たいままでした。
大げさな話でなくて事実です、室温は30℃近い状態でです。
もちろんクーラーは付けていないです。
持ち上げすぎな感じですが、この夏、実体験した驚きの事象でしたので、本当のことです。
ですから、今は、もうこの缶ホルダーは手放せないです。
まとめ
メーカー製のネームバリューの高い商品もいいのですが、探せば、良い物はたくさんあるなーと思い知らされた出来事でした。
キャンプで使用する予定が、一度も行けていないので、もっぱら家で使用しています。
が、毎日フル稼働です。
これ無しではもはや飲めません&手放せません。
それくらいのヒット商品でした。
車で使用できないかと持ち出してみたのですが、下のゴム素材の滑り止めを外しても車のドリンクホルダーにははまりませんでしたので、ちょっとだけがっかりしました。
使えたら最強なんですけどね。