徒然日記

SOTO レギュレーターストーブ ST-310 のプチカスタマイズ

投稿日:2020年12月1日 更新日:

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SOTO レギュレーターストーブ ST-310 を購入後、キャンプでの使用前に何度か家で使用しています。
その際、テーブルの上で組み立てて使用するのですが、そのまま使用すると使用後のテーブルが異様に熱くなっていることがよくあります。
なんでだろうとWEBを徘徊していると、反射熱というもので熱くなっているのだとわかりました。

SOTO レギュレーターストーブ ST-310 はカセットボンベ(CB缶)をバーナーの下部横にある取付位置につけて使用するのですが、そのCB缶の上に少しだけ覆いかぶさるように盾のような形の鉄板が付いています。
これは、CB缶に対して前述の「反射熱」が伝わるのを防ぐ役割があります。
この反射熱がCB缶に当たると何が問題なのかというと、高熱でCB缶が暖められると缶の中のガスも熱で温められ、缶が爆発する恐れがあるのです。
ですから、缶に熱が伝わるのを抑えるために、メーカー側で遮熱板を装備させているわけです。
しかし、必要最小限の大きさしかカバーできていないので、その他の部分には、熱がそのまま反射されてくるのです。

別にCB缶だけカバーできれば、問題ないのではないか?と思ってしまいますが、木製のテーブルや、燃えやすい素材、地面に乾燥した小枝や葉がある状態の上に設置して使用すると、発火の可能性があるので安全性が心配になります。

「そんなこと言ったら使えない」

おっしゃる通りです。
それならば、どうするのか。
メーカーで装備している遮熱板と同じようなものを装備してしまえばよいのです。

そこで、何か良い物が無いかと探し始めると、サードパーティー製の遮熱板が、多く販売されていました。
五徳部分のみを覆うものから、CB缶全体を覆うものまで、かなりの製品がありました。
素材も、アルミ、ステンレス、中には、木製の遮熱板などがありました。
価格も500円程度から1万円超えまで、様々です。
本体価格が5,800円(税抜)ですから、それ以上するものを購入するのは、全くもって納得がいかないので、価格が安い物を探してみました。

st-310 遮熱板 で検索すると大量に出てきます。
一枚板で作成されたものや、半分に分割して持ち運びに便利になっているものなどが出てきました。

ちょっといいなーと思ったのは、以下の商品です。アルミ製ですが、分割できてコンパクトに持ち運びができます。
見た目もよくて、心惹かれました。
あまり興味がなかった時に、amazonのタイムセールで800円台で販売されていたことがあったのですが、特に必要ないなとスルーしていました。
今思うと失敗したなーと思います。せっかく安く手に入る機会を逃してしまいました。

まあ、過ぎたことは仕方ないので、他にも何か良い物は無いかと探してみると、ふと目に留まったものがありました。
それは、自作の遮熱版です。

遮熱板を自作?

そんな簡単にできるものなのでしょうか。
鉄板を切断して、穴あけやら五徳の部分の切れ込みやら、専門的な道具がいるのでは?
と単純に思ったのですが、どうやら、あるものを素材としてドリルとカッターで簡単に作成するというものでした。

その素材とは、100円均一で販売されている排水溝カバーです。

素材はステンレスなので、全く問題ありません。
裏側からの写真を見ると、丸く穴が開いているのが分かると思います。
この丸い部分が、st-310の火口の部分と、まるでこの遮熱板のためにあるかのように「シンデレラフィット」するのです。

これ見つけた人は本当に偉いっ!と思います。
五徳で支える部分に丸い穴をあけた後、表面の × になっている部分を切り落として、切り落とした部分のバリを落とせば、完成です。
もと手は100円(税抜)、手間だけかければ、遮熱板になります。

<用意するもの>
Seriaで販売されている排水溝カバー   × 1
4.2mm幅のドリル           × 1
カッターまたは彫刻刀          × 1
万能バサミ または ニッパー      × 1
マジック(線を描くための物)       × 1
金ヤスリ(丸形と平形)         × 1 それぞれあると良い

これだけあれば、作成が可能です。

電動工具が必要なのは、ドリルだけで、その他はすべて手動工具で作業可能です。
そして、実際に作成したのが、こちら。

すみません、作成直後の写真を取り忘れ、何度か使用後、しかも米炊くときに吹きこぼれた個所が焦げている状態の物です。
使い込むとこんな感じになると思ってください。すみません。

【作成方法】

1.×の根本円形に接続している部分の表裏に線をひく(赤線の部分)
2.外周の線を引いた部分の真ん中に印をつける
3.線を引いた部分にカッターか、彫刻刀の平刀でなぞるように何度か切れ込みを入れる(外周部分だけで良い、内周部分は不要)
4.印をした部分に表からドリルで穴をあける(4.2mm幅の穴)
5.表面の × の真ん中にある〇の部分を内周部分の線に沿ってニッパーか万能はさみで切り取る
6.残った × の部分をカッターで切り込みを入れた部分を上下に折り曲げて切り離す
7.切り離した部分と穴を開けた部分のバリを金ヤスリで手を怪我しないように削り取る

これで完成。

材料費 110円 で遮熱板ができます。
この遮熱版は、ST-310に付属の袋に、ぎりぎり入りますが、ちょっと嵩張ります。
袋に入るだけましですけど。

その他に、防風版を火口に取り付けます。

これも、セリアのクッキーなどを焼くときの抜型の円の部分を利用します。
こちらは、ケースから取り出してそのまま火口の部分に取り付けるだけ。
足の部分を折りたたんだ状態にして滑り込ませるように火口の輪の上に乗せます。
この時、円形抜型の鉄板が折り返しされている方を下にすると安定した状態で取付できます。

すべてセットした写真ですが、こちらもちょっと使いこんだ後の状態なので少しわかりづらいかもしれませんが、火口の周りが少し高くなっているのが分かると思います。
ただ、乗せただけの状態です。
何となくそれっぽく見えますよね。
たったこれだけですが、風の影響を受けにくくなるのと、何となく火力が上がる感じです。
取付前後でお湯の沸く時間が早くなった気がしますので。
これで、熱対策となんちゃって防風対策ができました。

防風対策のメインは、100円均一で販売されていた500円商品のおりたたみ防風板ですが、なんちゃって防風版も何となく効果がある気がします。

まとめ

今回の対策は、全て正規の使用方法ではないものを利用して、作成・流用しているので、何かあっても自己責任となります。
しかし、元手が220円で済んだので、とてもありがたいです。

たったこれだけの対策で思った以上の効果が出ているので、正直驚いています。
特に遮熱板に関しては、脱帽物です。
誰が最初に見つけたのか、本当にすごいとしか言いようがありません。

アイデア次第で色々使えるのだなーと改めて思い知らされたプチカスタマイズでした。

【追記】
冬キャンプで使用する際は、この遮熱板いらないかもしれないです。
使用する際にCB缶が外気で冷たくなって性能が劣化しまくるからです。
CB缶にカバーをかけて、保温効果を狙ってみたのですが、意味なしでした。
まだ、1回しか検証できていないので、もう少し検証はしてみようかと思います。

 



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